インフルエンザ・花粉症・風邪対策ヨガ

ヨガ 柴田君代

2017年01月31日 22:25

インフルエンザがまだ猛威を振るっていますが、ご自分はもちろん ご家族や身近な方は大丈夫ですか?
かからないためには、まずは予防。 そして、免疫力をつけて かからない体づくりが大切。

同じ人混みの中で インフルエンザや風邪になる人・ならない人がいますが、これって免疫力、抵抗力の違い。
そろそろ迎える花粉症も同じく、免疫力がある人は 重症化することなく軽くすみますよね。

「家族は風邪やインフルエンザにかかったけど自分は大丈夫だったのよ」 という、 過去の記事はこちら。


静岡県初、中国医学とヨガを組み合わせて 体の内側から健康に導く 「ストレッチヨガ沼津」のヨガ講師kimiです。

さて、先週のテーマは、「免疫力アップ、インフルエンザに負けない体づくりヨーガ」で 中医学のミニ講座のあとに実技を行ないました。


ツボ押し経絡ストレッチ !! の 実技の一例をご紹介。

首の後ろにある「大椎(だいつい)のツボ」刺激。
衛気(えき)の働きに関わっています。 手足を流れる陽気がここで交わると考えられているので重要なツボ。
ご自分で 押したりマッサージ。


肺経のツボ刺激では、 鎖骨の下の 肺に効果的な「中府のツボ」を。
大腸経のツボ刺激では、 手の人差し指の骨に沿って 「合谷のツボ」を。

肺の機能を高める為に 「胸式呼吸法」も丁寧に行ない、
ヨガのポーズでは、「魚のポーズ」も おすすめ。  (Beスタジオさんでのレッスン風景の写真)




中国医学では、「肺」の働き」 のひとつが 免疫にかかわる作用。 衛気にかかわっています。


インフルエンザや風邪をひきやすい方、花粉症になりやすい方は 衛気(えき) が不足していると考えられています。
衛気(えき)とは、 体表や粘膜の防衛力で 体をバリヤのように覆っていて、外邪の侵入を防ぐ働き。


ですから、 衛気(えき)の働きを高めれば インフルエンザや風邪、花粉症はへっちゃら♪  私がいい例です(^^)



肺は大腸とも関係していて、また鼻や皮膚とも関係しています。

肺が弱ると・・・
鼻が詰まったり、鼻水が出たり、においが感じられなくなったり。
皮膚にかゆみが出たり、カサカサ乾燥したり。
なるほど・・・思い当たりますね。
アレルギーを持っている方は、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎なども併発しますね。


東洋医学では 肺の働きは、
   ☆呼吸機能のはたらき、
   ☆今日のブログにも書いた免疫に関わる作用、
   ☆気・血・水の 「水」を全身にめぐらせる働き、   が あります。

「肺」といっても 中国医学と西洋医学では 考え方が違いますよね。


中国2,000年の先人の智慧って素晴らしい!!
その智慧を 運動療法として 不調を改善することのできる 「ツボ押し経絡ストレッチ」って 本当に 効果抜群です。




自宅ヨガ教室では、生徒さんからうれしい言葉をいただきました。

「ここ2日くらい 呼吸が深くできない感じで、時々 咳をしたりしていたけど、 レッスンの最後のシャバアーサナの頃には すごく胸が広がって 呼吸をしている今の状態がすごく楽になっているのが感じられた。  こんなにすぐに効果が感じられてビックリです。」
と、 帰りの玄関先では 全身も軽くなった と、 改善効果にすごく喜んでくださいました。

「Kさん、 呼吸が楽になってよかったね♪」 (^^)


薬を飲まない・病気にならない からだづくりをめざしませんか? 
全身を動かして 免疫力アップ!!

  


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