足を伸ばして座れるようになった‼
中医学理論のツボ刺激をとり入れ 体の内側から健康に導くヨガを指導している柴田です。
足を伸ばして床に座る。
これは、ヨガの座法、 基本ポーズで
長座(ちょうざ)。
杖のポーズ (つえのポーズ) ともいいます。
レッスン中は ”体の使いかた" や "何を一番 ご自分が重要視するのか” を説明していきます。
一般的な運動的なやり方ですと、
「ひざは伸ばして‼ ひざの後ろをしっかりと床につける‼」 と言いますね。
これですと、後ろへ傾く人も多いです。
当レッスンでは、”体の軸を意識する” のを 重要視します。
「腰、背骨を立てましょう。
立たない人は ひざは曲げてください。」 と誘導していきます。
下のイラストをご覧いただきながら 誘導の続き。
座骨を床につけて ヒザを曲げれば 腰・背骨が立ちます。
踵(かかと)も大切!
かかとを突き出すと 下腹丹田がしっかりと感じられます。
手のひらは床を軽く押さえて、 胸と肩の広がりも感じてくださいね。
ひざを曲げたままでいいんですよ (^^)
呼吸を何回か繰り返していきます。
できるようになったら、一番下のイラストのように
ヒザを "丹田が抜けないご自分の 位置” に徐々に 伸ばしていけばいいんです。
完璧に ヒザの後ろを床につける必要はなく、
腰・背骨の伸び、縦の軸を意識していきます。
長座=杖のポーズは、姿勢を整える効果があります。
集中力を高め、気持ちを安定させます。
後ろにひっくり返りそうになるくらい大変だった人、
シニア世代、体幹の弱かった人が
ヨガを始めてから いつの間にかできるようになっていた‼ と気づいて
「足を伸ばして座れるようになった‼、長座が無理なくできるようになった!」
と 喜んでくださってます。
これが
「体がかたくてもできるヨガ」 の基本的な体の使い方と考え方です(^^)
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