2014年11月24日 19:30
ヨガの各ポーズが終わった後や レッスンの最後に リラクゼーション「なきがらのポーズ」を行います。
なきがらとは・・・漢字で書くと 「無空のポーズ」 無(無い)・空(から)と書きます。
思考すべてを無くし、心も空っぽになるまで行う 最もリラックスできる瞑想の姿勢といわれています。
私の流派は綿本ヨーガなので「無空のポーズ」と言いますが、流派によっては、「亡骸のポーズ」・ 「屍(しかばね)のポーズ」・ 「死体のホーズ」 と言うようです。
サンスクリット語での 「シャバアーサナ」のほうが聞き馴染みがある方もいると思います。
レッスン時のレクチャーで「なきがら」について説明したときに、生徒さんたちが「今まで屍・死体だと思ってた!! でも漢字で書くとわかり易い。素晴らしい意味なんですね」と理解が深まったようです。
このポーズは
ゆったりとした呼吸を行いながら 全身の力を抜いていきます。
吐く息で力が抜け、汚れを出します。大地に沈み込んでいくような重さを感じていきます。
吸う息で宇宙のプラーナ(生命エネルギー)を取り込みます。体が軽くなっていきます。大地と一体化していきます。
無理をせず自然に呼吸に意識をしていくと リラックスが深まって・・・気持ちよく眠ってしまう方もいます。Zzz・・・ この5分間の眠りが、夜の睡眠1時間に匹敵するくらい身体にエネルギーが充電されるといいます。
効果: 疲労回復・緊張を緩めてくれる・不眠症・頭痛・精神安定・自律神経を整える など。
↑だいぶ寒くなってきたので、各自 暖かいブランケットを掛けて無空のポーズをしています。
↓夏に撮った写真を掲載。 遅くなってすみません。(^^ゞ