2015年10月09日 07:26
ツボは経絡に沿って全身に361個ありますが、
ツボ押し経絡ストレッチのレッスンではそのうちの30個をよく使っています。
秋の養生法ということで昨日のレッスンのヒトコマ。
秋は肺に症状が出やすいので、肺を元気にして過ごしましょう
中府(ちゅうふ)のツボを刺激します。
場所は、鎖骨の下側を指でなぞっていき、両端の下にあるくぼみから一寸下。 (一寸とは親指の幅ひとつ分。) 押すと キューと痛い感じがしますね。
効果は、 咳、ぜんそく、風邪予防、胸痛、など。 中府ツボは別名 痰(タン)切りツボとも言われるので、痰にも効果的です。
写真の方は、呼吸法や瞑想法の時、中府ツボを意識するようになってから 胸・肺の広がりを感じられるようになって、自分の胸に 「たくさんおいしい空気を取り入れてくれてありがとう」と感謝しているそうです。
お寺さんでの座禅をライフワークのひとつとしてされていますが、座禅でも呼吸を大切にするので ヨガで習うことがすごく役立っているそうです。
それと、呼吸に意識して続けていると 、ちょっと体の調子の悪いときも呼吸法で調子がよくなって 体が元気になるそうです。
それは、呼吸は元気のもと だから。
元気(気)は先天の気と後天の気が結びついて生成されます。
先天の気は、腎に生まれつき蓄えられていて 親から受け継いだもの。
後天の気は、食べ物から作り出される「水穀の気」と、呼吸から取り入れられる「天の気」から成り立ちます。
↓中府ツボをツボ押し