たこつぼ心筋症をストレッチで予防

ヨガ 柴田君代

2016年04月27日 11:40

静岡県初、中国医学とヨガを組み合わせて 体の内側から健康に導く 「ストレッチヨガ沼津」のヨガ講師kimiです。

熊本地震で被災された方の中には 血流の悪さが原因でのエコノミークラス症候群の他、 「たこつぼ心筋症」 を発症されている方が増えていて、皆様の体の具合が心配ですね。

    エコノミークラス症候群 の予防については以前ブログに記載しましたのでご覧ください。http://renge.i-ra.jp/e942514.html


「たこつぼ」とはおもしろいネーミングですが正式な病名だそうです。 
「たこつぼ心筋症」の予防にも ツボ押し経絡ストレッチは効果的。

手の内側の経絡、心包経の「内関のツボ押し」をおすすめします。

内関ツボの効果は 血の循環がよくなり、自律神経のバランスを回復して 心を安定させてくれます。
 ↓場所は、手首の内側の横ジワの中央から 親指の幅2本分ひじの方へ行ったところ。

よく、バスや車などで乗り物酔いする方が、このツボに置き米をしたりします。(米粒やアルミホイルを丸めて 絆創膏で貼り付けておくと、自分で行なえる鍼治療と同じ。)
地震も乗り物酔いと同じように、揺れ・振動が 体の動き、心の動揺が 自律神経を乱すからです。




ツボ押し経絡ストレッチでは、この内関ツボを、押したり、ツボを押さえたまま手首を振る・回したりもします。
そして この経絡を意識した簡単なストレッチを行ないます。  (ブログ上ではストレッチの方法など公開できず、すみません)

そうすると 血の循環がよくなり、精神がリラックス、自律神経のバランスが改善されます。
座布団一枚程度の場所で、座ったまま 足の悪い高齢者でもできるやさしいストレッチ運動なので、たこつぼ心筋症の予防に役立てていただきたいです。

 
 たこつぼ心筋症とは・・・
心臓の血管には異常がなく、地震などの強いストレスで、ホルモンのバランスがくずれることが原因と考えられている。
女性に多く、男女比は1:7。
心臓の動きが急に悪くなり、心臓がたこつぼのように広がってしまい、心臓の働きが低下する病気です。



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